岩手の県名は、その昔村人の請願により神様に退治された羅刹鬼が、二度とこの地を荒らしませんという約束のしるしを、大きな「岩に手形」として残した事に由来すると言われています。私たちは鬼の棲む地岩手で、機能と形態に悩む、すべての患者さんの Better Quality of Life に貢献いたします。
マイクロサージャリーの鬼
弘前大学(1990年卒)
櫻庭医師は前職の国立がん研究センター在勤中の19年間に2000例を超える血管吻合を用いた遊離組織移植を執刀・指導してきました。その経験値はまさに鬼レベル。2016年の岩手医大着任後はその経験を生かした臨床、教育、研究を行っています。
頭頚部再建、乳房再建など
がん治療に関係する再建外科を最も得意とします。
手の先天異常、重度四肢外傷、リンパ浮腫
マイクロの技術を応用した手外科治療やリンパ管静脈吻合を行っています。
末梢性AVM
血管を取り扱う血管腫血管奇形の治療を行っています。
小耳症
札幌医大の四ツ栁教授に薫陶を受け小耳症の治療を行っています。
クラニオフェイシャルサージャリーの鬼
弘前大学(1993年卒)
本多医師は顎顔面外科の世界的な研修施設であるChang-Gung Cranifacial Centerで頭蓋顎顔面外科手術を実地で学んできた経歴を持ちます。単施設では全国トップクラスの症例数を誇る唇顎口蓋裂手術をはじめ上下顎骨切りなどを得意とする、クラニオの鬼です。
唇顎口蓋裂
唇顎口蓋裂に関わるすべての治療に対応します。歯科矯正治療や言語療法など他病種の治療についても適切にアレンジします。
頭蓋顎顔面形成術
頭蓋骨、上顎下顎骨切りなど高度な手術を行っています。
足壊疽
循環器内科、糖尿病代謝内科、泌尿器科、WOCナース、義肢装具士等とのチームにより、患者さんに最適な治療を目指しています。
鬼幹部
山形大学(2010年卒)
小野寺医師は、2019年乳房再建の世界的権威であるベルギーのGent大学Blondeel教授のもとに留学し、実地乳房再建手術を学んできた乳房再建の鬼幹部です。マイクロサージャリーの技術も習得し、乳房再建だけでなく切断指再接着や難治性潰瘍の治療などに剛腕をふるっています。
鬼幹部
岩手医科大学(2014年卒)
三橋医師は2020年に形成外科専門医を取得し、鬼への道を歩み始めました。
「みっつー(三橋医師の愛称)の半分は愛情で出来ている」と言われるほど優しい人柄ですが、患者さんの為には厳しくもなれる、鬼幹部です。札幌医大四ッ柳教授の「耳」を勉強してきました。
鬼幹部
山形大学(2015年卒)
曽根医師は岩手医科大学の専門医研修プログラムを終了し、専門医資格を取得しました。将来は海外留学を視野に専門領域を広げていきます。
鬼幹部候補
岩手医科大学(2015年卒)
箱崎医師は岩手医科大学の専門医研修プログラムを終了し、専門医資格を取得しました。現在は再建外科の修行のため都内のがん専門病院で研修中です。
(がん研有明病院研修中)
鬼幹部候補
岩手医科大学(2016年卒)
(県立釜石病院出向中)
山崎医師は岩手医科大学形成外科の専門研修プログラムを終了したところです。形成外科全般の診療について必要な知識と技術を習得し、専門医試験に合格しました。
将来は小児形成外科を志望しており、専門領域を広げていきます。
岩手医科大学(2017年卒)
東京女子医科大学(2018年卒)
(県立磐井病院出向中)
秋田大学(2018年卒)
岩手医科大学(2019年卒)
岩手医科大学(2019年卒)
岩手医科大学(2020年卒)
岩手医科大学(2020年卒)
岩手医科大学(2021年卒)
岩手医科大学(2021年卒)
金沢大学(2022年卒)
帝京大学(2022年卒)
岩手県立岩井病院
岩手医科大学(1980年卒)
岩手県立宮古病院
岩手医科大学(1984年卒)
岩手県立久慈病院
岩手医科大学(1985年卒)
岩手県立中央病院
岩手医科大学(1987年卒)
岩手県立中部病院
岩手医科大学(1990年卒)
かづの厚生病院
大阪大学(1993年卒)
青森県立中央病院
弘前大学(1982年卒)
当院は、四国とほぼ同じ面積を有する日本最大の岩手県で唯一の大学病院であり、専門医認定機構の認める教育基幹施設も当施設しかありません。広大な県域および隣県から多数の患者さんが集中し、専門医教育に必要なすべての症例を経験できる強みがあります。また2016年に櫻庭教授が着任してから全国の大学から専門研修医が集まるようになりました。がんセンター時代に全国医育機関や基幹病院の第一線で活躍する30名以上の後輩医師を指導・教育した実績が認められたことも大きいです。